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10春の旅vol.3 ~写真~

5月30日 思い立って鎌倉

円覚寺山門 朝9時。雨も降っていないし、どこか行こうか。と思い立って鎌倉へ来ました。
ここは円覚寺。約700年前の蒙古襲来の殉死者の弔いと禅道を広くひろめたい思いで北条時宗が建立したというお寺。
山門の柱に注目!
すりこぎのような石の足が、四角い石板に乗っているようです。地震に強い構造なのか?
どの建物も同じような形をしています。
円覚寺山門の足
円覚寺白龍の図 仏殿の天井には白龍の図が描かれています。
撮影禁止となっていなかったけど、写真撮ってよかったのかな?
境内を歩いていると、岩壁に穴のある場所を発見。昔はこの穴で修行したのでしょうか。 岩穴
手水鉢 苔や葉っぱは雨水で青々としていて、落ちた楓の葉が手水鉢の水底に沈んでいます。
どこを歩いても梅の木が植えられています。宋から招いた禅師のために植えたのか、もしくは梅酒造り?中世の修道院とワインみたいなものかな。
如意庵は「これより立ち入り禁止。あしからず、御海容」。海のように広い寛容な心で、無礼を許してください。ということか。 如意庵
円覚寺の筋塀 木彫りの彫刻が素晴らしい門。
菊の御紋と五本の筋塀。格式あるお寺なんですね。
近くに寄ってみると、柱にとても細かい模様が入っています。
鎌倉彫のルーツかな。
円覚寺塀の彫刻
鶴岡八幡宮 鎌倉市街へ移動してきました。まずは「なかむら庵」の温かいそばで腹ごしらえ。
誘惑いっぱいの小町通りを歩き「鶴岡八幡宮」へ。
3月に強風で突然倒れた大いちょう。
大石段の左下に植え直しされました。
大いちょう
鶴岡八幡宮 楼門の額に注目。
「八」の文字が鳩の形をしています。
鳩サブレーだ!
八が鳩
八幡宮とリス 人だかりができているので、見に行くとリスが木から下りてきました。
餌をもらっています。八幡宮には台湾リスがたくさん住み着いているのだそうです。
八幡宮近くの「鎌倉駅」から江ノ島電鉄で「長谷駅」へ移動。 江ノ島電鉄
大せんべい 大きなせんべいをかじりながら通る人がぽつり、ぽつり。気になって一枚食べてしまいました。
20年ぶりに見る鎌倉の大仏様。高さ12.38M。 鎌倉の大仏
鎌倉の大仏 建設当時は木造。のちに暴風雨で倒壊し、金剛で再建。しかし大仏殿は大津波で流され・・・と波乱万丈の月日を過ごした大仏様。そして露座の現在に至る。
海辺に出て「江ノ島」へ向かいます。「七里ヶ浜」ではサーファーが波待ち。
江ノ島をぐるりと一周して帰路につきました。
今度はあじさいの咲くころか、紅葉のころに行きたいな。
七里ヶ浜